月別アーカイブ: 5月 2017

連携の手しごと

5月下旬にして関東は夏日を思わせる気候が続きました。 先日イベントで老舗ブラシ屋の職人さんと話す機会があり、一本の小さなブラシでもそれぞれの工程専門の熟練した職人による分業で作られると知り、breezyblueの夏のアイテムである傘や扇子もそうであることを改めて認識しました。 写真の15本骨の扇子を作る過程をたどってみます。 分業の過程での私の役割は図案。その図案を伊勢の型紙職人が伊勢和紙に写し型紙を彫り、東京の染め工場で糊置きの職人が糊をおき、染めの職人が染料を注ぐ。そうして出来上がった反物を裁断し糊付けして扇子用の生地にして裁断する京都の職人、天然の竹を削りだし、染色して組み立てる職人。 数少ない国産の骨を作る工房です 竹を削りだし、天日に干して青みを抜いてから黒く染色します こちらは竹の色を生かした30本骨。同じ工房で組み立てています。 骨に貼り込む京都の職人、扇子袋を作成するのも別の職人。この小さな扇子に少なくとも8人のその道のプロが携わっています。 あえて非効率的な日本での生産に拘る理由は出来上がった品物の佇まいに職人達の「気」が感じられるからでしょうか。 選りすぐった日本の材料を使い、昔ながらの分業でそれぞれの工程の研ぎすまされた技で作られる日本の手仕事を存続させる一端を微力ながら担って行きたいと思います。 15本骨は少し大きめなので男性にもおすすめです。アーカイブ柄「風」 いつか通ったとおりを辿り来た気がする 次のイベントは西に向かいます。皆様にお会いできるのを楽しみにしております。 breezyblue POP-UP STORE 5月24日(水)〜30日(火) 川西阪急 2F シーズン雑貨 兵庫県川西市栄町26−1 072-757-1231 5月31日(水)〜6月6日(火) 神戸大丸 7F メゾンプリュスレコメンド 神戸市中央区明石町40番地 電話:078-331-8121

カテゴリー: 未分類 | コメントは受け付けていません。

渋染め帆布のこと

気がつけば日は長く新緑の映える青空が夏の気配になってまいりました。 breezyblueのなかではパラソルが表舞台に出ている季節、 本日はあえて隠れた人気者、長い付き合いの渋い定番選手のご紹介です。 植物のタンニンは革を鞣すときに使われます。 タンニンとは紅茶やコーヒーでいう渋味の成分、着色と同時に繊維組織を引き締め、防水、防カビ抗菌作用を与えます。 岡山、倉敷にある旧型のシャトル織機で、じっくり時間をかけて高密度に織られたオーガニックコットンの帆布に、植物の渋(タンニン)を使って染めた帆布。この渋で染める工程ですが何度もしみ込ませる作業に手間がかかり現在京都のただ一社の染工場しか請け負うところがありません。 タンニンの酸化が生地に変化を与え、革や木製品のように、使い込むほどにもともとの色が深くなっていきます。 左から 栗の渋、漆、ミモザ で染めたものです ミモザのタンニンで染めたものは特に変化が解りやすいです。約8ヶ月使用したもの(左)と新品(右)を比べてみました。 渋染めの帆布の上から本藍の染料でハンドペイントしたものです。 生地が柔らかく色も深くなってきたところです。ハンドルのヌメ革の色変化はあっという間です。 私は荷物が多いのでパソコンや備品や重いものもパンパンに詰め込み 毎日ヘビーに使っています。 丈夫なのは勿論のことバッグそのものが軽量だからできることでもあります。 勿論雨や汚れもものともしません。そして色や風合いの変化は御覧のとおり。 一度でも使うとこの布の不思議な魅力に愛着が沸き皆様長くお使い頂いてその経年変化を楽しんで下さっています。 若干マニアックなお話しにおつきあいありがとうございます。 現在POP-UP STOREを開催中の次の店舗でこれら植物染めの帆布をご紹介しております。 是非生地に触れてその風合いと軽さを確かめてみて下さい。 ☆breezyblue POP-UP STORE 5月18日〜5月28日 PILAIN PEOPLE 青山 東京都港区南青山5-3-5 tel&fax:03-6419-0978 10:30-20:00 不定休 5月18日(水)〜24(木) PLAIN PEOPLE 京都 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町101 ラクエ四条烏丸1F tel&fax  075-746-5088 5月18日(水)〜23日(火) … 続きを読む

カテゴリー: 未分類 | コメントは受け付けていません。